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健康診断で血糖値が高い・HbA1cが高い

健康診断の結果で「血糖値が高い」あるいは「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)が高い」という指摘を受けると、多くの方が不安を感じられることでしょう。さいたま市大宮区の中山クリニックでは、日本内科学会認定総合内科専門医および日本糖尿病協会糖尿病認定医の資格を持つ医師が、患者さん一人ひとりの数値の意味を丁寧に紐解き、将来の健康を守るためのサポートを行っています。大宮駅西口からバスで1分というアクセスの良さに加え、糖尿病療養指導士も在勤しており、食事や運動の具体的なアドバイスから高度な投薬治療まで一貫して対応可能です。

血糖値の異常は、自覚症状がないまま進行し、心臓や血管に大きな負担をかけることが知られています。当院は日本循環器学会認定循環器専門医としての知見も活かし、血糖値の管理だけでなく、動脈硬化の進行度を評価するCAVI検査やFMD検査(血管内皮機能検査)などを用いて、全身の血管健康状態を詳しくお調べします。健康診断の結果を「様子見」で終わらせず、ぜひ当院へご相談ください。数値の裏側にある体のサインを一緒に確認していきましょう。

健康診断で血糖値が高い・HbA1cが高いの原因

健康診断で指摘される「血糖値」と「HbA1c」には、それぞれ異なる意味があります。血糖値は検査した瞬間の血液中の糖分量を表し、HbA1cは過去1-2ヶ月間の平均的な血糖状態を反映しています。これらの数値が高くなる背景には、いくつかの主な原因が考えられます。

インスリンの働きが不十分になること

私たちの体では、膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンが、血液中の糖分を細胞に取り込む役割を担っています。しかし、体質や生活習慣の影響でこのインスリンの効きが悪くなったり(インスリン抵抗性)、分泌量そのものが減ったりすると、血液中に糖が溢れて数値が上昇します。これが高血糖の基本的な仕組みです。

食生活の乱れと運動不足

現代の生活において最も多い原因が、糖分や脂質の多い食事、そして日常的な運動不足です。特に、早食いやドカ食い、甘い飲み物の習慣的な摂取は、血糖値を急激に上昇させる「血糖値スパイク」を引き起こしやすくなります。これらが積み重なることで、次第に空腹時の数値やHbA1cの値も押し上げられていくのです。

過度なストレスと睡眠不足

意外に知られていないのが、ストレスと血糖値の関係です。強いストレスを感じると、体はそれに対抗するためにアドレナリンやコルチゾールといったホルモンを分泌しますが、これらのホルモンには血糖値を上昇させる働きがあります。また、睡眠不足が続くとインスリンの働きが悪くなることも研究で示されており、多忙な現代人特有の原因といえます。

加齢と遺伝的な要因

年齢を重ねると、基礎代謝が低下し、膵臓の機能も緩やかに変化していくため、血糖値が上がりやすくなる傾向があります。また、ご家族に糖尿病の方がいらっしゃる場合は、もともとインスリンの分泌能力が控えめな体質を受け継いでいる可能性があるため、より慎重な生活習慣の管理が求められます。

血糖値が高い・HbA1cが高いによって引き起こされる病気

高い血糖値を放置し続けると、血液はドロドロになり、全身の血管を傷つけ始めます。これが「サイレントキラー」と呼ばれるゆえんで、自覚症状がないままに深刻な合併症へと進行していきます。

糖尿病(2型糖尿病)

血糖値が慢性的に高い状態が続くと、糖尿病と診断されます。糖尿病そのものは痛みを伴いませんが、進行すると「しめじ(神経障害・網膜症・腎症)」と呼ばれる三大合併症を引き起こし、失明や人工透析が必要になるなど、生活の質を著しく低下させる可能性があります。

糖尿病の詳しい診断基準や治療については「糖尿病」のページを参照してください。

心血管疾患(狭心症・心筋梗塞・心不全)

高血糖は動脈硬化を急速に進めます。特に心臓に栄養を送る冠動脈が硬く狭くなると、胸の痛みを感じる狭心症や、血管が詰まる心筋梗塞を招く恐れがあります。当院では循環器専門医の視点から、高血糖が心臓に与えている影響を厳密にチェックしています。

狭心症・心筋梗塞についてはこちら

脳血管障害(脳梗塞・脳出血)

脳の血管が脆くなったり詰まったりすることで、脳梗塞を引き起こすリスクも高まります。高血糖に加えて高血圧や脂質異常症が重なると、そのリスクはさらに増大します。麻痺や言語障害などの後遺症を残さないためにも、早期の血糖コントロールが不可欠です。

足の病変と感染症

血糖値が高いと免疫力が低下し、細菌に感染しやすくなります。さらに神経障害が重なると、足の小さな怪我に気づかず、最悪の場合には組織が死んでしまう「壊疽(えそ)」に至ることもあります。水虫や小さな傷が治りにくいと感じたら、血糖値の異常を疑う必要があります。

血糖値が高い・HbA1cが高いの処置や治療法

中山クリニックでは、単に数値を下げることだけを目的とするのではなく、患者さんが無理なく継続できる最適な治療プランを提案します。数値の程度に合わせて、以下のステップを組み合わせていきます。

食事療法と栄養相談

血糖管理の基本は食事です。当院では日本糖尿病療養指導士が在勤しており、具体的な献立の工夫や食べる順番、外食時の選び方など、患者さんのライフスタイルに寄り添った栄養相談を行っています。極端な制限ではなく、バランスを整えることで数値を安定させていきます。

運動療法の実践

筋肉を動かすことは、血液中の糖をエネルギーとして消費するだけでなく、インスリンの効きを良くする効果もあります。激しい運動である必要はありません。当院では、それぞれの体力や膝・腰の状態に合わせた、1日15分から始められるウォーキングなどの運動指導を行っています。

薬物療法(飲み薬・注射薬)

食事や運動で改善が不十分な場合、あるいは初診時から数値が非常に高い場合は、お薬による治療を開始します。近年では、体重減少効果も期待できる「GLP-1受容体作動薬(ジーエルピーワン)」や、尿から糖を排出する「SGLT2阻害薬(エスジーエルティーツー)」など、選択肢が広がっています。

  • 血糖値を下げる飲み薬(数種類を症状に合わせて選択)
  • GLP-1受容体作動薬(インスリン分泌を促し、食欲を抑える効果が期待できます)
  • インスリン注射(膵臓を休ませ、確実に血糖値を下げるために使用します)

動脈硬化の精密検査

高血糖の影響を調べるため、当院では高度な医療機器を用いた検査を実施しています。血管の硬さや詰まり具合を診るCAVI検査、血管の若々しさを測るFMD検査、頸動脈エコーなどを通じて、今のあなたの血管がどのような状態にあるかを可視化し、治療に反映させます。

生活習慣病全般のアプローチについては「生活習慣病」のページを参照してください。

健康診断で血糖値が高い・HbA1cが高いについてのよくある質問

Q1.HbA1cが「6.0」でした。すぐに受診が必要ですか?

A1.HbA1cが6.0%以上の場合、糖尿病予備軍または糖尿病の可能性があります。この段階で適切な対策を始めれば、将来の合併症リスクを大幅に下げることができます。放置せず、一度詳しい検査を受けることをおすすめします。

Q2.糖尿病の薬を飲み始めたら、一生飲み続けなければなりませんか?

A2.必ずしもそうとは限りません。早期に治療を開始し、食事や運動で良好なコントロールを維持できれば、お薬を減らしたり中断したりできるケースも多くあります。まずは膵臓の負担を減らすことが先決です。

Q3.食事制限が厳しそうで心配です。

A3.当院の栄養相談は「禁止」ではなく「工夫」を提案するものです。好きなものを楽しみながら、どのように食べれば血糖値が上がりにくいかをアドバイスしますので、どうぞ安心してください。

Q4.インスリン注射は痛いですか?

A4.現在のインスリン用注射針は非常に細く、痛みはほとんど感じないという患者さんが多いです。また、当院ではインスリン注射指導も丁寧に行っており、自己管理ができるようになるまでしっかりサポートします。

院長より

健康診断で血糖値の異常を指摘されると、これまでの生活を否定されたような気持ちになり、受診をためらってしまう方もいらっしゃいます。しかし、高血糖は決してあなたの努力不足だけが原因ではありません。体質や環境、ストレスなど様々な要因が重なり合った結果なのです。私たち中山クリニックが大切にしているのは、患者さんを責めることではなく、これからの健康を一緒に創っていくことです。

私は総合内科専門医として全身を広く診る一方で、循環器専門医および糖尿病認定医として、特に血管の健康維持に力を注いできました。大宮駅近くのこの場所で、心電図やエコー、血管内皮機能検査などのハード面と、糖尿病療養指導士によるソフト面の両方から、あなたに最適なケアを提供いたします。数値が高いということは、体が「少し立ち止まって自分をケアしてほしい」と発しているメッセージです。そのメッセージを無視せず、ぜひ私たちと一緒に、10年後、20年後も健やかに過ごせる体作りを始めてみませんか。バス停からも近く、お仕事帰りや買い物ついでにもお立ち寄りやすい環境を整えてお待ちしております。

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